2022年9月29日木曜日

近況報告8-1

 実験その1途中報告

ニジイロとアンテ実験








異種でも共食い無ですね。

実は共食いして欲しかった。多分みなさんも同じ事を考えていると思います。

特にアンテは根食いバクテリアを体内に沢山貯める方がマットの喰いもよいはず。

て事は手っ取り早く他の幼虫からバクテリア入りのその物を摂取するのが一番かな。

蛹では内部を構成するものが違うと思います。

菌床の中で上手く他の幼虫を喰って欲しい!

中々ハードルの高い課題なのか?私がピンと来ないのか?


カチンアンテ

チュドラジ産WF1(B)別血統とkuwkuwakbt血統♂

やはり内歯の位置が基部から離れます。

チュドラジ産は個体差が激しいし基部から内歯位置が離れ

理想形の79血統(champ松〇さんのカチン)の様な個体が出難い。

※言わずと知れた昆虫フィールドの表紙の虫です。



内歯は以前のカチンに比べれば結構上がる(前を向く)ものが増えた気がしますが


人工蛹室に移さなかったのでダニまみれですね。





内歯の向き上がり方はマシに見えます。


内歯が短いです。


次世代に期待です。


内歯短いですね。

非常にハードルは高いけどやりがいはありますね。

♀は基本20頭位に抑えていますが30以上採れているものも

一切外部に出していません。羽化し選別漏れは当然飼い殺しになりそう。

まだ先ですがyオクに出すしかないか・・・・・

2022年9月27日火曜日

近況報告8

 yオクでドルマン本家さん出品されています。

前回の出品で購入された方沢山いるのに何故か余り出品されないのはなぜ?

仕方なく高額ですが手を出さざるを得ないな。

これがレコードホルダーと凡人ブリーダーの違いですね。

ネームバリューとホルダーのタッグは最強ですね。

コンスタントに80UP出てる様ならレコード更新しても申請はするかな???

目玉は82mmupどれ位上がるか興味津々!

それにしても♀が小さいですね。

本当は♂要りません。47mm位の♀が欲しい。

と言う事で家のも幼虫で出して軍資金稼ぎをと思いますが

追い掛けの幼虫が余り産んでいない。

835の方が産みが良い感じです。


9月14日孵化


9月27日時点で


まあまあ産んでます。現在2セット目に♀は突入中で卵確認出来ています。

やはり出すならこの幼虫かな。

目標は50位。

北海の兄貴は湾曲君が良いとの事ですがお願いしてこの835も貰って欲しいのですが

中々良い返事が貰えません。

お願いですから貰って下さい。よろしくお願いいたします。


オオヒラ激安菌床実験♂

やはり根食い系はダメですね。


低温温室飼育18℃ー20℃


この色でこの体重大変悲しい結果ですね。早期羽化しそうです。

これはこれで安全牌として置いときます。

今回小ケースセット羽化させていません。

この後MTに入れました。

エアコン直撃ゾーンへ移動しました。(17℃-19℃)

悪あがきでどこまで回復するか楽しみですね。


カチン

もう1本食ってくれそうなので入替。


1本目


2度食い綺麗に食い上がってます。もう1回食い上げてもいいのですが

多分水没します。


思った以上に小さそうです。


良い食い上がりです。

この食いカスは貴重なのでFマット・バンブーパウダーと混ぜて使います。


2本目に期待してエアコン直撃ゾーンへ!



昨年末に購入したニューフェイス

ヨレヨレです。エサ食いが非常に悪かった。

この♂用に嫁まで迎え入れたのに(涙)


マレーは稀にこうなります! まれに まれーに

オヤジですね!(笑)

2022年9月22日木曜日

マレーアンテ(赤腹血統再構築)

赤腹マレー 

1回目のセットはタマゴが未確認の為、追い掛けで引き釣り確認しましたが・・・・

2回目の追い掛け後タマゴ確認したのが3日後位には消えていたのでこの♂は諦めます。

前々から気になっていたのが♂の性器?か後翅の切れ?か何か細いのが出ている。




これが種無障害の原因なのかは?です。

でも一番バランスも取れてマレーらしいので好きな個体でした。

これは3頭は兄弟【835・817・赤腹】全てフラッシュで撮影


赤腹(種無し君です)


835(フラッシュ無しでは真っ黒に見えます。種有り君です)


期待の817湾曲(少し赤いかな)種有り君でありますように!!

湾曲には非常に期待をしています。

湾曲の目は当初クリスタルアイでした。(過去投稿参照) 



この♂には♀51mmと若干赤い♀に種付け予定。

(赤腹マレーの♀に掲載)

北海の兄貴はこの♂湾曲が大のお気に入りです。

人気あるので沢山子孫を残して欲しい。

先月からゼリーはバンバン食ってますが10月か11月に交尾させる予定です。



2022年9月20日火曜日

独り言7(累代)

 私は理工学部なので生物(クワガタ)の事は趣味でのブリード程度の知識なので

何が正解分かりませんが。

以前オオクワガタの起源について調べてみましたが余りにも文献が少なく

産地の信頼度等も分からないままです。

一応東大総合博物官へ問合せしたら北海道大学の総合博物館に問合せする様に

言われ北海道大学総合博物館に問合せするも無回答のままです。

機会が有れば北海の兄貴に合う序に北海道大学に行って教職員の方にお話し聞いて

標本等見せて貰いたいです。

和歌山の学芸員の方にも問合せ中です。   

私の住んでいる和歌山は昔から(私が子供の頃)オオクワが採れない・採ったのを

見た事無い。

つれのつれがどっかのおいやんから採ったけど足がとれてたので逃がしたという

噂話を子供のころ聞いた事はあった。

最近(20年位前)になって田辺・御坊・橋本で採れたは聞きます。

現に私のいとこや友人も家近くで♂を採り見せて貰いましたが両方とも明らかに

大歯のブリード個体と思われるものでした。(明らかに逃げた虫)

いとこも子供の時から住んでいてオオクワ噂すら聞いた事もないとの事。

いとこは橋本市・友人は秋葉山の近く。

なぜ、和歌山にオオクワが居ないのか?誰かこの辺を解明して下さい。

オオクワの生息地も限られたポイントで生息していると考えています。

特に自然界では♀は1年目♂が2年目か小型の新成虫とのペアリングが多いのでは

と考えます。

もし近親個体で累代障害が出るなら下手をすると種自体が絶える可能性もあるのでは。

自然界で生命が子孫を残す事が最優先の目的だと思います。

本来の自然界の成長スピードでのサイクルが存在していると思います。

そのサイクルで累代すれば障害が少なくなる気がします。

また自然界ではどれ位成虫になって子孫を残せているのでしょうか?

魚・イカ・貝・カニをはじめ色んな昆虫も極一部ですよね。

ブリードでは上手く行けば100%近く子孫を残せる個体が(外観的な)羽化します。

中には種無♂や卵巣無♀が居ますが。

国産オオクワならブリードで40~50は採れるのでは。

モンシロチョウはある文献に98%★になる。

仮に50頭として自然界では1頭(蝶と同じとして)

羽化した全ての個体を次世代でブリードしてそれを30年位繰り返すと何となく答えが

見える様な気がします。

実際やれば凄い数ですよね。

当然子孫を残せる個体でも何らかの要因で★になる事も。

自然界では蛹化不全になる個体は蛹化前に★になっているのでは?

又種無も同様成虫になる前には★になるのでは・・・

結果、自然界では成虫(完品【外観・内面】)に羽化するものが子孫を残している。

幾らオオクワを乱獲したいってもブリードど同等の子孫か羽化していれば

レッドリスト入りしていないのでは?

【当然、生育環境的な要因も大きいのは勿論ありますが】

とは言え累代飼育個体とWD個体と掛け合せすると障害の確立が格段に改善すると思います。

そうなればインラインをある程度の個体差が見える個体別にラインを作りそのLineで

障害が多くなると別Lineとを組み替える。

WF1-A、B、Cと言った3ラインを作り3Lineをインブーリードで障害が出るまで

累代するのと何年か置きにシャフルしてラインを組み替える。

これを繰返し障害が出ないか検証する。

多分死ぬまでやっても答え出ないかも。


個体差

他の昆虫・魚・貝・イカ・カニをクワガタの様に観察していないので正確な事は言えないが

色々出ているのだと思います。

マレーアンテの内歯・大顎の湾曲ブリード個体でばらつく個体。

殆ど親のコピーの様な個体。

偶々交配させて♂・♀がマッチしたのか?

まだまだこれから研究が進むと色んな事が分かって来ると思いますが現時点では

何が正解かは?ですね。

これはめちゃめちゃ楽しく興味深い事ですね。

これらを勉強しに大学に行きたいです。

ブリーダーの専門学校が有るらしいがもっと奥深い事を教えてくれる方がいればいいのに。

それなら入学したいですね。

皆さん色々考えや意見はあると思います。

でもやはり根拠に基づいた検証結果が知りたいです。

でないと納得出来ません。


netやYouTubeを見て日曜大工を上手く出来る方が増えているが

やはり何百年も耐える建物を作るれる大工さんも必要。

安易に繁殖さて売るとは少し違うような・・・・・・


間延び顎

湾曲顎

兄弟のマレーアンテ



2022年9月13日火曜日

マレーアンテ【835血統】

 マレー♂835x♀50のセット

7月に小ケースでセット



顎は今一です。


種親の835です。



このクソデカい卵不発でした(涙)

気を取り直し中ケースで再セット


結構小まめに交尾させました。

カチンの最高傑作の二の舞にはしたく無くハンドペアリングの連発。


久々にほぼ毎日確認しました。


8月18日のが未だですね。ほぼ4週間近く掛っています。

少し幼虫も大きい気がします。

♀は幼虫の採れ具合をみて再セットします。

この幼虫を使って山口と北海道でギネスを目指して貰います。

他にも参加者いたらいいのですが・・・・・

戻しの子も産み出しました。


追い掛け無です。


自分のストック♂意外と少ないですがほぼ40g前後まで1本目で出ています。


赤腹マレー


♂種無の可能性大です。

タマゴ消えます。再度追い掛け(引き吊り確認)しました。

様子見てダメなら親との戻ししてみます。

この♂様に別♀を使うか・・・・・実はもう1♀少し赤いの居ます。

(以前の投稿で赤腹マレーの♀に載せています。)



2022年9月12日月曜日

菌床への投入

幼虫を菌床へ入れるタイミング

あくまでも私流(アンテかつMTPPの場合)

1:ド初令で少しマット多い目まで削ってPPに入れる。

2:2令で普通に入れる。

3:ド初令をMTの菌カスとマットをプリカに入れる。


こんな感じ。

※菌カスは食いカスでは無い部分のみ入れる。

ド初令は博打的な面がある(私の場合、PPは基本半年は寝かせます。)

3ヵ月位で削った感じが少し柔らかくなっていたら使いますが

柔らかく無いPPには初令には厳しい気がします。

3が結構お勧めかと思います。



キノコバエが湧いたら

1:サランラップをかぶせる。

※虫の酸欠に注意

2:蓋を全開にする。

※菌表面が乾燥する。

3:そのまま放置する。

意外と死滅している事が多い(我が家では)

どちらにしろ半分位食ったら(食いと幼虫の大きさにもよりますが)

新たに入替するのが得策。



ダニまみれ幼虫

2度、3度食い時にダニが付いている場合がある。

1:取敢えず新しい菌床に入替する。

潜らす時の穴を小さめにし幼虫と菌床の摩擦で落とす。

ダニは知らない間に居なくなっているが幼虫はかなり縮むか大きくならない。

2:歯ブラシで擦る。

綺麗に取れません。

2度食い時の菌床が半分以下まで食われていたら3度食いさせずに

新しいものに入替する。(幼虫の色・大きさ等も確認して)


これが下に降りてもう一度食い上がると思います。



このまま3度食いさせています。



上の空間が広いのでもう一度食い上がっても蛹室が上手く作れないかも

様子をみて新しいボトルにするか考え中です。

幼虫はまだまだ白いですね。



私は基本ド初令・2令は幼虫管理温度少し高めです。

幼虫温室で管理。(入りきらないのは産卵温室に入れています。)

基本低温飼育は3令からクーラーの当たる所に置きます。

(全てではありません。一部の期待出来る幼虫)



セットの割り出し前(♀を抜いた時)に産卵温室(22℃前後)から

クーラー直の室温(17℃前後)に1W~1ヵ月程度放置します。

ここで2令になる時期を確認して菌床へ


こんな感じで

幼虫温室でも18℃~20℃程度差があり20℃付近で3令になるまで管理です。

(全てでは有りません。当然期待の出来るものや♂♀の羽化ズレをさせたいもの)



前蛹から蛹も少し温度帯の高い所で管理します。

また、棚の上下・奥手前でよく育っている場所とローテーションします。


クヌギ100%PPは実験的に根食い以外には即使いもしています。

要するに結構気分次第で入替したりそのままだったり適当飼育です。

今でこそ虫を見る時間ありますが仕事で単身赴任中は全くのほったらかし飼育でした。

正直今試行錯誤しながらリスタートした所ですね。

ではまた。


2022年9月10日土曜日

近況報告7

 ヒルスが羽化



サタンはこの先3年待ちなのでサタンの羽化までの楽しみで

ボトル飼育が出来るヒルスに。

グラントと迷ったのですがうちの温度帯でいけるヒルスに決定。

ヒメゾウカブトも少しみれんがあるのですが・・・・・

続いて

トルコホウセキカナブン

スペキオーサジュッセリーニ


この美しさスマホでは撮影出来ません。


2ペア送って頂きました。


当然セットも2セット


ブンブンは久々です。





マレーの再セット


産んでくれています。


この幼虫はどれ位反響あるか出してみたいですね。

でもヒマラヤ系以外は余り人気ないからショック受けるのも・・・・



カチンのセット開始

あらためて79mm血統のF2を見直ししました。

良いですね!最高!


昆虫フィールドNo25から


結構No15の表紙は話題になりますがF2の何番と言う話は中々耳にしません。

これを見る限りでは♂の遺伝子が強いのが分かります。

多分この何倍もの♂の中で選別されているでしょうが

他の方の羽化を見てもこれに近いですね。

http://www.infosakyu.ne.jp/~micchan/kachin1.htm

F2や以降の画像載せている方が殆ど居ません。【ご存じなら教えて下さい】

やはりChudoRazi産とは内歯の位置が違いますね。

基部に近いものは内歯の向きが上向かない。

内歯が上向くものは位置が基部より離れた位置に・・・・課題です。