2023年6月17日土曜日

再生マットの再利用

 MTの食いカス再利用マットを進化させる実験です。

MT160ことシワタケ菌床は劣化の進行が遅く特に根食い系には抜群の威力を

発揮します。当然皆さんご存じですよね。

昨年末MTの劣化進行調整が出来るか添加剤を入れてみましたが見事に

大失敗!

幼虫を入れると更に劣化が進行します。

特にPP850は機械詰め抜群の圧力なので2度食いではえー!って驚く程の

良質マットが出来ます。

更に3度食いここからがMTの特徴と言うか劣化速度が加速します。

多分度々出て来ているビチョビチョ・ニチャニチャ状態です。

この状態の遅延が最大の目的でしたが食いカスと食っていない菌で

何か相性が悪く極端に劣化が進みました。

今未だ添加量と添加剤の調整をした分を同時期に投入して実験中なので

結果出次第また載せます。

ブロックを詰めた事がある方なら分かると思いますが

この2度食い・3食いさせた時の食いカスがマット状にならない。

20個詰めて1個良い感じが出来る程度。

まあそこには最大の原因の寝かしと容器の選別があるのですが

これはまた今度。

そんなこんなでPPで食わした食いカスを産卵セットや入替時の嵩増し

初令のストック等に使っています。

ガチガチに詰める事が出来重宝します。

私は前蛹前(蛹室を作る寸前)の幼虫を捨てビンに入れるか蛹室を作らすか

作っても劣化で蛹室が壊れる。

ここでMTは何故か蛹室作って前蛹から蛹になる直前によく蛹室が崩壊します。

その時この食いカスマットをガチ詰めし蛹室を作らします。

ほぼほぼ幼虫は暴れません。



それかマットの状態を見てボトルに再生マットを投入しニチャニチャと乾燥再生

マットを混ぜ詰め直しします。


これはニチャニチャの寸前



食いカスマット


混ぜるだけ

まあこんな感じで使いってます。

要するにケチなジジイです(笑)

MTをおさらいした事なので

今回2L食いカス再生添加マット作りました。

一番悩んだのは添加剤の種類です。

食いカスなのでマットを硬く留める為にセルロースを選択

そうなればセルロースとセットのグリコース。

2Lの食いカスマット・セルロース・ブドウ糖を添加

添加量はマット1L当たり2-3gを目安に入れました。


食いカスマットの天日干し 2L



こんなかんじです。

幼虫(ド初令)管理用は更にふるいにかけます。(お菓子用のふるい)



ビール酵母バージョンは後日挑戦



珍しくちゃんと量っています(笑)


セルロース見ても分かりませんよね



ブドウ糖これも同じ白色なので分かりません



一応この3容器に詰め明日にでも投入します。


投入すのはこの幼虫は先日MTPP850投入したDMの本家血統です。

これで様子を見てまた報告します。

2023年6月15日木曜日

独り言13

 恒例のyオクねた。

カチンblogで交流が出来た方がドルB出品していますが

一向に入札入らないですね。

金額もプライスダウンされています。

私的にはドルBは安売りして欲しくない血統ですね。

でもあの本家さんですら想像もつかない価格で出してました。

良型を出されている方のもクソ安い値段です。

相変らず形的には全然魅力を感じない方のはそれなりに・・・・?

本当に訳分らん!

昔誰も殆ど見向きもしない種が高額で取引されています。

インペリアリスツヤとかネパレンシスとかもびっくりします。

逆に値段がガクーンと下がったものもハスタートもかなり下がりましたね。

昔ウォレスノコ初入荷3令WF1prで70k位してました。

購入して1ヵ月も経たない内にインドネシアの業者さんが大量に入荷

成虫pr3k位で売り出してました。

それ以来外産ノコ特にWF1とか累代の浅いのはしません。

DGFWF1から累代してWF7やはり先祖に近い個体は出ますね。

左がWF1 右がWF7

正直私が求めているDGFの形ではありません。

なんのへんてつも無いタイワンです。

なんのへんてつもない???

どれの形がDGFのあるべき形かは分かりません!

前胸背板の切れ込みに拘る?顎?内歯?

よく詳細産地の拘りで○○らしい形って表現されますが

私的には????個体差???

アンテバブル時SFさんがラチラのWDを大量に、と言っても

20prも無かったかな?(忘れました)

ある方の好意でWF1幼虫2pr頂きました。当然持ち腹でした。

2♂共形は違いましたね。

サイズはその方が88mm私のが85mm

(昆虫フィールドNo27に載せましたクワ友ショップ名で)

その後続々とWF1出て来ましたがどれがラチラらしい形か?????

もっと少ない入荷数で東モンガル(奈良オオさん入荷)は1PRでした。

あの奈良オオニュースの写真が東モンガルの特徴・形に定着しました。

代表的なインパクトのある個体がその産地の『その産地らしいに』?????

今思えばK血統とM血統の分け方が良かったですね。

(私はK派でもトンサはDマニア派)


マレーは艶消し・大顎の湾曲・内歯の形状・サイズ

形は最高の内歯(水掻き)で凄い!でも77mm以上出ませんって

言う個体が多いですよね。

でもマレーはそれなりの物が出れば誰も『あ!マレーだ!』と分かります。

でもキャメロンなのかグノンなのか?今でこそ選別飼育である程度

形の固定が出来て何となく分かる程度ですね。

ドルBはそれを覆してくれました。

だから未だにドルBなんですよ。

マジでデカいのが出ます。北海の兄貴の所もデカいです。


カチンもあの表紙の79血統を超える個体の入荷はありませんね。

多分あの個体が特別だったのでしょうね!

今結構ChudoRazi産入ってWF3位まで出てますがはやり

見かけませんよね!あれを超えた個体は!

でもカチンの代名詞はあれですよね!

あれを求めてもう20年累代していますが・・・・・

今のChudoRazi産のカチンは・・・・人気無いのも納得かな(涙)


前胸背板の突起位置やライン等々まだまだ知らない事だらけです。

でもアンテを3つに分けるのはやめて欲しいですね。


最近では入荷ありませんがホペイも地域差ありますよね。

Instagramにも載せましたがMTプラチナ良いですね。

31g幼虫で蛹22,5g結構縮ましたが次回初期からプラチナへ入れます。


激安菌床39gがどうなるか楽しみ!


今流行りの極太ではありませんがこの湾曲系が好きですね。


今は亡き島田氏がWD入荷時にはM田氏が来る前に欲しいのを選べと言って

いつも先に連絡くれました。懐かしい思い出です。



2023年6月3日土曜日

近況報告12

先ずは北海の兄貴からの贈り物!

DAIn・WB・Sadiyaです。

サディアは昔飼育していましたね。 

結構思入れもありましたね。

当時サイズにも興味あり90mmが十分に狙える血統でした。

(今yオクでマレーの美形を出品させている方は90mm出していましたね。

デカいの連発されている方よりも早くに)



左上のトレジャリーのがSadiyaのカードです。

多分今で回ってるサディアの元ですね。

その後入荷有ったのかは私は記憶に無いです。

でも形がサイズだけデカいだけで何て事の無いインドアンテだったので

2-3累代して止めました。

今回はサディアの90mmを狙いたく再開したいので頂きました。


83って言ってましたが届いた瞬間デカく感じたので測り直したら

5近くありました。幅がごつい!

※兄貴の出品はかなりサイズ絞ってますから出品で見かけたら買いですよ!



本当はもう少し顎が万歳していたらサイズ稼げるのですが!

でも形も大切です!細くてひょろ長いで出ても恥ずかしいので(笑)



良いバランスです。

人呼んでジュリアナ血統です!【私と兄貴の間では(笑)】

続いて

サキシマヒラタ

3令からの1本仕上げ【菌床はMT160 PP850】


次世代は初めからMTでデカいの狙います!WF2です。

ミクラミヤマ


これは黒化型。残り2セットは黄紋と黄紋と黒化型全て別血統です。

当分の間は血の入替不要ですね。



ダイトウ南


ダイトウ2回目割り出し

3セット別血統WF1AxWF1BとWF1BxWF5セット中



残りの割り出しも来月。

蛹室2の続報です。

少しウレタンに手を加えました。

中々掛かりがよく言い感じですね。

羽化が楽しみ!


剣山仕様です。

MT食いカス再々利用


ニチャニチャ寸前でもニューボトルは直ぐに蛹室の可能性あるので



これは食いカス乾燥マット(めちゃくちゃ良いマットです!)



MIXして詰め直しします。【このせこさが良いんです!】

長生き♀


左がよその子です。

右は我が家で羽化2021年羽化産卵♀

【♂F10の戻しに使った♀です。約30位次世代採りました。】

よその子は1年位で★です。(両方ともアンテの♀)

MTを確実に1本以上食わせると格段に生命力もUPしますね!

師匠は3年目の♀を使って次世代採る事もざらです。

流石に怖くて真似出来ませんね(笑)


今日はボヤキは無しです。

【余りにもぼやくネタが多過ぎますね!また今度】


2023年6月1日木曜日

累代障害?黒い汁の正体は?

22,5,27 蛹の排泄液(老廃液)排泄物?でも載せました。

先日来から北海の兄貴がこの黒い汁で悩まれています。

私の場合は、偶々ウレタンの人工蛹室に移したので分かった事です。

私は基本人工蛹室へは入れない派、虫の生命力を信じダメなものはダメ!

正直超デカいのも居ましたが・・・・・

師匠からアンテは羽化下手と聞いていましたが単身赴任ほったらかし

飼育が中心だった為、F式人工蛹室への移動・ひっくり返しに立ち会えない

等々の理由でやってませんでした。

今立ち合いも出来る状況下で飼育しているからサポ出来るものはやろうと

考える様になりました。

私的(うちの飼育下・アンテ)には黒汁が出た個体は

・不全するのか?⇒高確率でする。

・早死にするのか?⇒する。(不全個体ではないものも)

・交尾出来るのか?(の場合)有精卵か?⇒?

◆交尾する前に★になる。

・産卵出来るのか?(の場合)空産みしないか?⇒?

◆♀の蛹化・羽化時の人工蛹室サンプル不足です。

・産卵数は?⇒?

◆♀の蛹化・羽化時の人工蛹室サンプル不足です。

・幼虫の孵化率は?⇒?

◆♀の蛹化・羽化時の人工蛹室サンプル不足です。

・遺伝するのか?⇒?

◎累代が途切れて続かない。

◆♀の蛹化・羽化時の人工蛹室サンプル不足

この黒汁との因果関係が分かればと思います。

よく累代が進行すると血が濃く成る。

これも以前の投稿 独り言7(累代)にも載せましたが

正直よく分かりません。

そもそも虫の血って濃く成るの?

自然界で1つのつがいだけでなく♂は多分複数の♀と交尾しているはず。

逆もあるかな。

WDの♀からは色んなタイプの次世代が出るケースが多いのは

そのせいだったのかもと思っています。

そもそも個体差って?


このマレーは種無君です。人工蛹室羽化ではありません。

したがって黒汁出たのかどうかは不明です。

♀との交尾はちゃんと引き摺りまで確認済みでした。

♀は卵が消えて行きます。

何度か再交尾されてセットしましたがダメでした。

別の♂と交尾した♀との間には次世代が採れました。

結果♀は問題なし。♂が種無。

他と変わった点は腹が赤い事。


昆虫の血って濃く成るの?濃く成るならどれ位から?濃く成れば黒汁出るの?

解消するには新たな血を入れるの?(これは正解気がします)

誰か教えてくれませんか?