2022年5月9日月曜日

虫部屋の温度管理その2

 管理のテーマとしては

温度管理【幼虫飼育・産卵飼育】エサ管理【マット・菌床(種類、添加剤)】が

あります。

詳しくは師匠のhpに載っていますので一読して下さい。(最低3回は読んで下さい)

(私は20回位読みました) アンタエウスの産地別飼育法

私も温度については(マレーアンテ幼虫飼育)・(虫部屋の温度管理)にも

記載しています。

私の場合はアンテの幼虫はマレーもインドもミャンマーも基本同じ環境下で飼育。

【私の飼育の管理方法です。参考になる・ならないは皆さんが決めて下さい。】

和歌山市


マレーキャメロン


モンガル


カチン


■大型目指している皆さんも色々試行錯誤しながら飼育されていると思います。

今回は温度管理について

どの温度管理が正解なのか分かりませんが大きく分けて2通りあると思っています。

●1つは一定温度での飼育

一定と言っても住んでいる地域で温度変化(温度差)の生じる幅が違います。

その温度帯内で幅を少なくし限りなく一定に近づける管理。

●もう1つは温度変化を付ける飼育。

日本の四季を作る。外国では雨季・乾季ですかね。

外気温の最高温度にならない様に極力常温飼育に近い状態で管理。

ある程度の温度帯内で強弱を付ける管理。

私は後者です。理由は経済的は要因が大多数です。

気密性の良い飼育環境が作れるなら一定温度で飼育してみたいです。

虫の研究でも書きましたが温度と湿度と気圧だと考えています。

幼虫をワインセラーや大型冷蔵庫での管理が夢です。

今の部屋の逆をすればよいのですが今更と言う気持ちが先立ちます。

そこまで成虫やセット数多くないので今の管理で十分です。

・温度変化の管理

基本3ヵ月(冬場12月~2月)は寒さを感じさせ残りは暑さを感じさせる管理をしています。

前後1ヵ月(11月、3月)も外気がメインです。【この間エアコンは切ってます】

その中で少しでも良い環境をと思い色々菌床ビンの置き場所を

ローテーションさせています。あくまでも勝手な感覚です。

幼虫の菌床の食い上がり方を管理の1つにしています。

・底からじわじわ食い上げているか?

・食い上げるスピードは?

を確認しています。

ここで食い上げるスピードについて

低温でじわじわ食って大きくと活動させ食わせるでは

私は後者です。

ゆっくりムシャムシャ食うより勢いよくパクパク食った方が

顎も体も鍛えられている気がします。

温度帯内のふり幅

温度変化は夏場は室温22℃~17℃(低温温室は19℃前後)を出来る限るキープしています。

(温室でも上の棚と下の棚ではかなりの温度差があります。幼虫飼育参照)

冬場は室温は13℃~17℃窓際は日によって5℃位まで下がります。

(低温温室は19℃前後)冬場の温室管理の方最低気温が日によって急激に下がるので

温室の温度も16℃近くなる事があります。(サーモが古いのかも)

ここ2年間は冬時期自宅に居たので窓を開け管理出来ました。

(今までは単身赴任が大半の為窓も部屋への出入りもほぼ締切り状態)

よく幼虫温度や飼育温度で○○℃~●●℃と表記している方が殆どですよね。

この温度帯のふり幅の意味については書かれていません。

(2◎℃を超えない様にとかは書かれています。)

記載されている温度の中間をサーモの設定温度にするのか

上限温度を超えない温度設定をするのか非常に悩ましい調整ですね。

偶に停電で30℃近くなっている事もありましたが1日位は別段どうって事ありません

でした。何日もの経験と実験がないので分かりませんが。

昔知人が夏場の停電に気付かず放置していたら3令幼虫が蛹化し

結構大型の成虫が羽化したと聞きました。

因みに今でも3令後期で高温温室(産卵セット用)に投入する事はよくあります。

マレーの29gが高温温室で前蛹にさせました。

偉そうに色々書いてますが結局結構適当です。

その場の状況で色々変えたりしています(笑)

また追記するか菌床の寝かせ・菌床への幼虫投入のタイミング等について

upしたいと思います。結構これも重要なポイントだと思っています。

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